【佐藤ママ流!東大理Ⅲ合格】公文(くもん)をやる気にさせる方法

習い事

お子さんを東大理Ⅲに4人とも合格させた佐藤ママこと佐藤亮子さんは

お子さんが1歳くらいから全員公文に通わせています。

佐藤ママは「計算力がついたのは公文のおかげ!」と公文を絶賛!!

我が家の子供達も公文(くもん)の教室に通わせています。

公文では毎日の宿題が出るのですが、5歳児の息子は宿題をやりたがりません。

佐藤ママ著書「我が家はこうして読解力をつけました」やYouTubeを参考に

宿題をやりたがらない息子に試行錯誤したお話です。

小学校にあがるまでに読み書きができるようにしたい

佐藤ママが公文にお子さんを通わせた理由は

「小学校に行って読み書きができなくて悲しい思いをしたらかわいそう!」

私はその話を聞いてものすごく共感しました。

娘は小1の終わりから、

息子は年中さんから公文に通わせることにしました。

最初は楽しいけどだんだん飽きてくる

公文では同じプリントを何回も反復練習します。

新しいプリントでは息子も進んでプリントに取り組むのですが、

何回も読み書きしたプリントは見るのもイヤッといった感じになっていきました。

私は「宿題をちゃんとやらせないといけない」と思い怒鳴りはしませんでしたが

「くもんの宿題しなかったら○○はダメ」と禁止事項を作ったりしてしまいました。

禁止事項を作っても良い結果にならないのは分かっていたのですが、

あまりにも嫌がるのでつい脅迫してしまいました。

このままでは、私は怒ってしまうし、息子も公文が嫌いになってしまうと思い

公文の先生に相談してみました。

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宿題は全部やらなくていい

先生に「宿題を全然やりたがりません。どうしたらいいですか?」と聞くと

「楽しい状態でプリントをやってもらいたいのでヤダってなったら無理にプリントをしなくてもいいです。」

「やらないまま教室の日に持ってきてください」

とのことでした。

「宿題をやらないで持って行ってもいいんだ!!」と私が宿題から解放された気分でした。

佐藤ママも

「プリントができなかった時は『1枚しかできませんでした。』と先生に言えばいい」

と、子どもに無理をさせない考え。

座る習慣をつける練習

まだ息子に机と椅子がなかったので、

お試しでしまじろうの段ボールでできた机と椅子を準備しました。

最初は喜んで座って自分の机を愛でていました。

集中してプリントをこなしていたのは数日。

そのうち、1~2枚プリントをやったところで落ち着いて座っていられなくなり、

プリントにいたずら書きしたりプリントの端をちぎったり。

1~2分歩き回ったと思ったら、席に戻りプリントに解答を書く。

机に座って勉強をする習慣のない息子に

プリントを取り組むことはおろか、

座ることが苦痛であることに私は気が付きませんでした。

佐藤ママが

「座る習慣がついていない子には、『3分だけ座ろう!』と促すとよい」

とアドバイス。

毎日3分座って、プリントはお母さんがやってもいい。

3分座れるようになってきたら、

「1問だけかいてみようか?」と少しステップアップ。

寝ころがってやる

机と椅子に座らなくなったので、

ダイニングテーブルやちゃぶ台など

息子がここでやるという場所で宿題をやりました。

ちゃぶ台でやるときはすぐにゴロンと寝転がってしまいます。

書くときは寝ころがってできないので起こしますが、

読むときは「ちゃんと読んでいれば寝ころがりながらでもいいや」と思い

寝ころがった姿勢のままプリントを読ませました。

佐藤ママが、

「子どもは勉強を始めるのが苦痛。」

「コタツで寝ころがりながら始めて、集中してくるとだんだん起き上がってくる」

「暗記なんかは寝ころがりながらでもできる」

と勉強する姿勢にこだわっていないことを知っていたので

息子が寝ころがりながら読んでもOKにしました。

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書くことを嫌がる

進級するにつれて今度は書く内容のプリントが増えてきました。

最初は書くのが楽しくノリノリで書いていましたが、

同じことの繰り返しが苦痛になってきた息子は、

まともに書けもしないのに書くことを嫌がりました。

鉛筆を持つことすらしなくなり、

名前を書くこともしなくなってしまいました。

鉛筆を持たなくなってしまった時も先生に相談しました。

先生は「最初は楽しかったけど、今は書くのを嫌がる時期に入ったんですね。無理に書かせずに書かないまま持ってきてください。この時期を耐えるとそのうちまた書きたくなってきますから」と

息子のうしろに座って一緒に書く(二人羽織)

「公文やるよー」と言いうと「ヤダー」と言って逃げる息子。

私はちゃぶ台の前に足を広げて座り

息子に「おいで」と言って私の足の間に座らせました。

”お母さんLOVE”な息子は私にくっついて座ることは大好きなためすぐに来てくれました。

そして息子のうしろから「一緒に公文やろうか」と言って息子に鉛筆を持たせ息子の手を覆うように手を握って一緒に書きました。

すると息子は喜んで字を書き始めました。

書くときは私が息子の手を握りながら書くのですが、

息子に答えを言わせてから息子が言った答えを書くようにしました。

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母だけが書く(息子は見ているだけ)

一緒に鉛筆を持って二人羽も嫌がった時は、

「お母さんが書くから見ててね」と言って、

息子は見ているだけの時もありました。

息子はとにかく見ているだけ。

私は字をなぞりながら

「お母さん、字がきれいになれて嬉しいな♪」

「楽しいな♪」と言いながら全部やりました。

時々、「鉛筆かして!」と

最後の1枚だけ息子がやりたがったときは

内心「(よし!)」と思いながら、

平常心で「いいよ」と鉛筆を渡しました。

ある程度の公文タイムを決める

平日はお風呂上りに

平日は幼稚園から疲れて帰ってくるので、帰ってからすぐ公文をやらせるのは至難の業

帰宅後はテレビを見ながらおやつを食べてたっぷりリラックスしてもらいます。

夕飯の後お風呂から出る時に「お風呂出たら公文やろうね」と声掛けします。

お風呂上りに公文が終わったら寝る時間まで自由時間

というのをなんとなく平日のルーティーンにしています。

土日は朝食を食べた後

土日は朝食を食べている時に「食べたら公文やろうね」と声をかけます。

食べ終えたら「公文やるよー」と言った感じで、私がちゃぶ台の前に足を広げ息子を私の前に座らせて取り組みます。

朝食後、気分が乗らない場合はお風呂上りに「お風呂出たら公文やろうね」と声をかけます。

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今はまだ赤ちゃんと一緒

公文の先生に「私の前に座らせて手をもって宿題をやっていますがそれで大丈夫ですか」と相談しました。

すると先生は「お母さん、それでいいです!年中さんですがまだ赤ちゃんと一緒と思ってください。年長さんになってくるとグンと成長してそのうち自分でプリントをこなしてきますから」と

その日が来るのが楽しみです。

少しずつ書くのが楽しくなってきた

約5か月息子と二人羽織で毎日宿題をやってきています。

最初は5枚のプリントを全部一緒に書いていましたが、

最近は5枚全部自分で書き上げたり、1枚だけ私と一緒に書いたりと

1人で書き上げる枚数が増えてきました

1枚一人で書き上げたら「すごい!」と褒め拍手をし、

2枚目を一人で書き上げたら「すごい!この字が上手!」と褒めます。

そんなことをしていると息子も調子にのってドンドン書いてくれる日も増えてきました。

国語の文の読み上げや数字の読み上げは相変わらずゴロンと寝転がったりしますが、

ひらがなを読めるようになってきたので、絵本を読む感覚で国語を楽しんで行っています。

ただし、私の足の間に座らないと取り組んでくれないので、息子が「公文やる!」と自ら言い出した時

「分かった!」と言って、洗濯物を干している最中でも、食器を洗っている最中でも、掃除機をかけている最中でも手を止めて息子のうしろに座って一緒に公文をやります。

その機会を逃すとやる気ゼロになってしまいますから(^^;)

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公文の宿題をなんとかやる気にする方法まとめ

  • 子供専用の机と椅子を準備する
  • 無理に全部宿題をやろうとしない
  • 「やりたくない」となったら宿題をやめる
  • 子供の好きな場所で宿題をする
  • 寝転がりながらでもちゃんと解答していれば姿勢にこだわらない
  • 自分の足の間に子供を座らせ二人羽織で宿題をする
  • 子供の手を覆うように握って一緒に書く
  • なるべく公文タイムの時間帯を同じにする
  • 事前に「このあと公文やろうね」と告知する
  • 一枚一枚もしくは一字一字褒める
  • 「公文やる!」と子供が言ってきたときはすぐさま対応する
  • 先生に相談する(親のモチベーションが上がったり安心する)
  • 忍耐!忍耐!忍耐!

佐藤ママのライブの最初に公文のプリントの取り組みについてお話ししています。

約3分38秒「その気持ちわかる~」の質問に佐藤ママの子どもに寄り添った解答をお聞きください

最後に

今でも息子のうしろに座って公文の宿題をしていますが、

二人場折りを始めた当初に比べて息子も成長していて、9割は自分で書くようになってきました。

その日のコンディションにもよりますが「やだ」とも言わずすんなり宿題を終わらせる日もあります。

公文の先生が言うように今はまだ赤ちゃんだと思って、忍耐強く息子に付き合っていきたいと思っています。

公文の宿題を嫌がるお子さんをお持ちの方のお役に少しでも立てたら嬉しいです。

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