公文に通わせている親御さんに共通する悩み・・・
子どもが、プリントをやりたがらない!!
四人のお子さんを東大理Ⅲに合格させたことで有名な佐藤ママ
「子どもが公文のプリントをやりたがらないのでどうしたらいいですか?」
という質問が佐藤ママのYouTubeに多く寄せられています。
公文のプリントをやらせるための佐藤ママの回答に、私は一貫性を見つけ
子どもが嫌がった時、佐藤ママのアドバイスの対応をしていたら
嫌だけど、渋々(^^;)だされた宿題を全部終わらせるようになりました。
完全に佐藤ママ流というわけではありませんが、
佐藤ママがアドバイスしていることを私流に変換しながら
取り組んでいることをお伝えしたいと思います。
公文の宿題でお悩みの親御さんの一助になれたら嬉しいです。
佐藤ママのアドバイス
「公文のプリントをやりたがらない」という質問を受けた時
佐藤ママのアドバイスは、
子どもがやりたがらない理由を考える!
やりたくない理由は以下の三つ
プリントをやりたがらないという質問に解答する佐藤ママのアドバイスは
「難しい」「枚数が多い」「今、やりたい気分じゃない」
この三つのアドバイスを必ずしていることに気が付きました。
難しくてつらい
公文をやりたがらないという質問の中によくあるのが、
このような質問に対して、プリントの進度が同学年の進度であろうが、進んでいようが関係なく、
問題が難しいと感じているのではないかと疑い、
子どもと相談しながら、分からなくなっているところまでプリントの進度を戻してみることをおすすめしています。
我が家の場合(当時 小4 娘の話)
娘が小4の時、国語がやりたくないと言ってきました。
その当時D教材で小4程度の国語をやっていて、そのプリントをやるたびに
「やりたくなぁい」「公文やめたぁい」と泣いて嫌がりました。
どうしてやりたくないの?
難しいんだもん、分からないからやりたくない!
難しくてやりたくないのかぁ。簡単だったらできそう?
うん
先生に簡単な内容にしてくれるよう言っておくから、次に教室行ったら先生と相談してみな!
と言い、その場ですぐ先生に連絡しました。
次の教室から帰ってきた娘に聞くと
国語が難しく感じてること、先生に相談できた?
うん!先生に言ったら少し戻してくれるって!
先生は娘と相談しながらC教材(小3程度)まで戻してくれました。
娘はC教材になってからはやりたくないと泣くことはなくなり、
1ヵ月くらいたって、
前に国語がつらいって言ってたけど、どう?
もう大丈夫!!
と頼もしい回答!
更に3ヵ月後、国語のプリントを見るとD教材に戻っていて、
以前やっていたところより進んでいました。
プリントの進度は小4と同学年の教材をやっているのに
難しくて分からないとグズっているのを見て
内心は、「学年相当の問題ができないのかぁ・・・」
とショックと心配をしました(^^;)
でも娘がグズった時に
「4年生のくせに4年生の問題ができなくてどうするの!?」とは言わずに、
冷静にどうして娘がグズっているのか、話を聞けたことで
現在もスムーズに公文のプリントを進められているのだと思います。
佐藤ママが
「難しいと感じたり、分からない時は、思い切って、分からないところまで戻る方が近道!」
と言っていることを、身をもって体験した出来事でした。
枚数が多い
先生によっては1教科10枚ずつ宿題をだす教室もあるようです。
佐藤ママは1教科5枚で2教科やっていたら、
それは子どもがつらいんじゃないかと、答えることがよくあります。
5枚といえど、裏表あるので、
問題数も多くつらいだろうと考え
一回で5枚をやらせるのではなく、
一日のうちでバラバラにして、いつのまにか5枚やってたなぁとなるよう
子どもが辛くないように取り組んでいたとのこと。
我が家の場合(当時 年中~長 息子の話)
始めた当初は5枚ずつ出されていました。
息子は年中さんから公文をはじめ
声に出して読み上げるだけのプリントの時はどんどん進んでいきました。
鉛筆をもって書く教材が始まると、次第に鉛筆をもつことも座ることも嫌がり始めました。
プリントを出すと逃げるようになり、最初は無理やりやらせていたのですが、
やらせている、私の方がだんだん辛くなってきたので
「宿題を全然やりたがりません。どうしたらいいですか?」と公文の先生に相談しました。
すると、公文の先生が
「楽しい状態でプリントをやってもらいたいのでヤダってなったら無理にプリントをしなくてもいいです。やらないまま教室の日に持ってきてください」と
救われるような気持ちで、息子が嫌がったら「今日はこれで終わりにしようか」と言えるようになりました。
一応、先生から国語5枚、算数5枚のプリントを頂くのですが、
息子がプリントを見て、
「これだけやる!」と1枚だけ手に取ってくれるようになったので
それ以上は強要せずに、その時は1枚だけやってもらいました。
少しでも枚数をやってもらいたいので
登園前、帰宅後、お風呂前、お風呂後、など
1~2枚プリントを見せて「チャチャッとやっちゃおうか!」と声をかけ
やってもらうようになりました。
そんな日を何ヵ月か続けていたら3~4枚は終わるようになり、
プリントをグチャグチャにすることも少なくなりました。
現在息子は小1
国語3枚、算数3枚
休みの日は朝起きたら、まずプリントを3枚やって
お昼を食べ終わったら、残りのプリント3枚をやる習慣がついて
私が声をかけなくても、自分から取り組むようになっています。
今、やりたい気分じゃない
「公文やるよ!」「公文やりなさい!」と声掛けするタイミングを気にしたことはありますか?
親が声掛けするタイミングって、子どもが遊んでいたり、ゲームやテレビを見ていて他の事に夢中になっている時
親が声をかけたタイミングは子どもがやりたいタイミングではない
「夢中になって遊んでいる時に勉強しろと声をかけられたら嫌にきまってる!」と
佐藤ママは声をかけるタイミングに気を付けたそうです。
子どもの様子を見て、遊びにひと段落ついたかな?というタイミングをすかさず
「おもしろそうなお話しだったからちょっとやっといてね」と声をかけたり、
「もうすぐご飯だから、準備が整うまでにちょっとコレやっといてね」と
子どもの様子を見ながら子どものタイミングで声掛けをしていたそうです。
我が家の場合(当時 年中~長 息子の話)
公文を始めた当初、私がひと段落ついた時に、
「公文やるよ~」と遊んでいる息子に声をかけると
当然「やだ!」と断ってきました。
「公文やらないとおやつなしだよ!」と禁止事項で脅迫をすると
公文はやりたくないけどおやつは食べたいから、
泣きながら座ってプリントをぐちゃぐちゃに書き
それを止めようと私は怒る、ということを繰り返していました。
「公文やらせるのつらいなぁ(^^;)(^^;)」と思っていた時
佐藤ママの「合間にプリントを挟む」という話をきいて
『幼稚園に行く前』『お風呂から出た後』『子どもが自ら「やる!」と言い出した時』
にやるようにしました。
息子は事前に告知することで、心づもりができる様子
嫌だなという態度をとっても「さっき、お風呂出たらやるよって言ったよね」と伝えると
少し渋々、でも暴れることはなく取り組むようになりました。
私の手が空いた時に声をかけていた時にはプリントに取り組んでくれなかったのですが、
子どものタイミングに合わせ、
- 事前に告知
- 遊び始める前後
- 子どもが「やる!」と言った時
このタイミングを逃さずはじめると「やだ!」と逃げられることもなくなり、
スムーズに取り組んでもらえるようになりました。
我が家の禁じ手(現在小5娘、小1息子の話)
佐藤ママは絶対に反対しているゲームとYouTube
我が家ではゲーム3時間、YouTube2時間、
約束を破ったらゲームはできないけど、1時間YouTubeを見ていい。
という、娘が作った決まりがあります。
約束を破っても1時間はYouTubeを見ていいとは、
「何このルール!?」と笑ってしまいましたが、
娘が約束を破った時の逃げ道を
私に「ダメ」と言われなさそうな内容を彼女なりに考えて提案してきたので、
まぁいいか、と承諾しました。
我が家の約束は・・・
早寝早起き、手洗いうがい、ごはんをしっかり食べる、学校と公文の宿題を終わらせる、暴言を吐かない、いじわるをしない、物を大事にする、トイレは我慢しないで行く(息子) etc…
本当に基本的なことです。
私の本心は、こんなに長くゲームやYouTubeを見ていて大丈夫か・・・
と心配しかないのですが、
平日は学校から帰るとほとんど時間がなく、
お休みの日にしか集中してできないので、
「ま、いいか!」と難しく考えず、
やることをやったなら
子どもが思う存分したいことをすればいい!
と考えるようにしています。
後日談・・・
あとから知ったのですが、
スマフォやタブレットを1時間見ると毎日2時間勉強しても成績が上がらない
という、論文があるそうで・・・
ゲームを長時間やらせていることに、今更ですが恐怖を感じています・・・。
公文やりたくないうちの子がやるようになった理由
うちの子どもたちが公文のプリントをやりたがらない時は
子どもと相談しながら、やりたくない理由を探し、
なるべく子どもが納得したうえで取り組めるように心掛けています。
「朝、算数やって、夜に国語をやるでもいい?」と
早く遊びたくて後回しにした提案もありますが、
子どもからの提案はなるべく承諾するようにして、
「相談したら反対されない。だから約束守ろう」と思ってもらえるよう
相談しやすい関係を目指しています。
子どもが「公文のプリントをやりたがらない」でお悩みの方の、お役に立てたらうれ嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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