東大理Ⅲにお子さんを4人とも合格させたスーパーママこと佐藤亮子さんが何度も何度も言っている事
それは、”計算力”をつけなさい!
私が佐藤ママの著書や特にYouTube「佐藤ママチャンネル」で質問者さんに解答されている中で、何回も耳にしたのが「”計算力”をつけなさい」ということでした。
佐藤ママが熱弁する”計算力”について、まとめていきたいと思います。
※本記事は佐藤亮子さん出演のYouTubeを参考に引用、記述しております。
「1+1=2」レベルで解答せよ
”計算力をつける”とはどういうことか・・・
「1+1=2」という問題は考えなくても一瞬で答えがでますよね?
一桁の足し算を全て「1+1=2」レベルで考えないで答えられるようにすること!!
「8+3=」という問題に一瞬「ん?」と考えてしまう。それではダメなのです。
「8+3=11」と「1+1=2」と同じくらいに考えないで答えが出るようにしないといけません。
なぜ、一桁の足し算を鍛えた方がよいのか・・・
引き算、かけ算、わり算の計算をする上で、必ず一桁の足し算が関わってくるからです。
学年が上がると、計算意外にも考えなければいけないことが増えていく中、一桁の足し算でもたついていたら、それどころではなくなってしまいます。
一桁の足し算が、スラスラ出てくるようになると、小学校6年生まではとてもスムーズに進むことができるんだそうです。
算数はその場しのぎでは乗り切れない
算数は答えが「1.1」なのに「1」と書いたら「0.1足りなくて、おしかったね」とはなりませんよね。
答えが間違いなので、その問題は0点です。
佐藤ママは算数はちょっとした計算間違いが大きく点数を落として命取りになるから、「怖い」と言っています。
算数は積み上げで、小学校1年生の時の計算ができなかったら、小2はもう絶対に積みあがらない。
「算数だけはその場しのぎで乗り切れないから、小1からきっちりやった方がいい!」
と何度も何度も言っています。
一桁の足し算の鍛え方
1+1~10+10までの問題をつくると全部で100問になります。
1+1=、1+2=、・・・・・10+10=といったかんじで100問の足し算をバラバラに1枚の紙に書いて、それを子供に解いてもらうということです。
問題を作るときは「=(イコール)」まで書いておいて、子供は答えの数字を書くだけにします。
100問を1分10秒~20秒(1分前後が理想)くらいで解けるようになれば、
「1+1=2」レベルでできているということだそうです。
娘に足し算100問をやらせてみました
私は「一桁の足し算」を強化しなくてはいけないと知った時から、
娘に足し算100問の問題をなるべく毎日やらせることにしました。
一番最初に足し算100問をやらせた時は
「2分43秒」かかっていました。
ほぼ毎日、足し算100問をやらせた8ヵ月後、
「1分16秒」までタイムが短くなりました。
気分の浮き沈みでタイムが遅くなったり、字が汚かったり、間違いがあったりすることもあるので、
これからも訓練が必要です。
ちなみに、足し算100問の問題は同じものをたくさんコピーして
毎日同じものをやらせています。
「答えを覚えてしまうのでは?」と思うかもしれませんが、
最初の5問くらいは覚えていても、
100問全部覚えることはできないので大丈夫です。
作る時間が惜しいという方は、私が作成した「足し算100問.pdf(無料)」をご活用ください。
算数の点数が取れない子は「計算力」をつけなさい!
図形や、文章問題など算数と言っても色々な問題があります。
「この子は最近点数が伸び悩んでいるけど、何につまづいているのだろう?」と追及していくと、
実は「計算力が足りていなかった!」という事があるかもしれません。
もし、計算力が足りていないと気づいたときは、「今更、一桁の足し算やるの!?」とは思わずに、
”計算力”を鍛え直してみることが、点数を取る近道になるかもしれません!
\「ただ勉強すればいいわけではない!」/
↓↓偏差値をあげるための取り組み方も解説しています。↓↓
佐藤ママの著書「我が家はこうして読解力をつけました」では、公文(くもん)を通じて読解力だけではなく計算力も鍛えられたという内容が書いてあります。
ご興味のある方は是非、読んでいただきたい一冊です!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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