【佐藤ママ!東大理Ⅲ合格】「我が家はこうして読解力をつけました」(感想一部抜粋あり)

お子さんを東大理Ⅲに4人とも合格させた佐藤ママこと、佐藤亮子さんの著書

『我が家はこうして読解力をつけました(くもん出版)』

未来を生きていく子どもたちに必要な力は

  • 膨大な情報の内容を精査する力
  • 様々な立場からの発言を理解する力
  • 自分の意見を明確に人に伝える力
出典:佐藤亮子著書「我が家はこうして読解力をつけました」(出版:くもん出版)

人間がAIに負けないために必要な力は、読解力!

子どもが3歳までに絵本1万冊、童謡1万曲を聞かせ

公文式を取り入れた

佐藤ママ流の愛ある子育てが満載!!

「子どもが幼稚な会話しかできなくて心配」

「公文をやっているけど、子どもがやりたがらない」

「今から絵本1万冊は無理!読解力はつけられないの?」など、

そんな悩みを抱えたお父さんお母さんに

読んでいただきたい1冊です!!

グッときたベスト3

ご紹介したいところはたくさんありますが、その中でも私がグッときた”ベスト3”をお伝えしたいと思います。

子どもではなく親が努力する

子どもの努力にたよらないということです。あの手この手でなんとか楽しくできるように、私のほうが努力する

出典:佐藤亮子著書「我が家はこうして読解力をつけました」(出版:くもん出版)

「言わなくても、自分から勉強をして欲しい。」

そう願う親御さんは多いと思います。

佐藤ママは、

「子どもは、ほっといたら一生勉強しない!!」

取り組みやすい量、質、時間などを調節して

子どもの笑顔が消えないように努力したそうです。

食事も、嫌いなものを「がんばって食べなさい」

と言ったことはなく、

食べたほうがいいと思うものは、

味のしないように見えないようにみじん切りにして

何かに混ぜたそうです。

~我が家のエピソード~

私は「子どもは自分からすすんで勉強するものだ」

と自分勝手に思っていたので

娘が自分から宿題に取り組まなかったり

学校の準備をしなかったりすると

「言われなくても自分でやりなさい!!」と

怒っていました。

佐藤ママの本を読んで

こんなに子育てに手を尽くしていることに衝撃を受け、

自分の考えを改めました。

実物を見せると読解力がつく

読解力は、2Dの文章を頭のなかで3Dに立ち上げて、イメージできる能力

出典:佐藤亮子著書「我が家はこうして読解力をつけました」(出版:くもん出版)

子どもは経験値が少ないので、

文章の字面だけを読んで理解することができません。

文章を3D映像に立ち上げる能力を培うには、

書かれている言葉の内容が絵に描かれている

絵本がオススメ。

読解力を伸ばすためには、

文章に書かれたものを実物とリンクさせることも重要!

実体験を積むことによって、

文章を読んだときに映像化しやすくなります。

子供が経験できることは限られているので、

活字、絵本、実体験を駆使して、

文章を映像化する訓練を積み重ねていくことが

読解力につながるそうです。

~我が家のエピソード~

ダンゴ虫が好きな息子

「触って丸くなるのがダンゴ虫」

「丸まらないのがワラジ虫」

本で見ただけでは違いが分からないので

道すがら、ダンゴ虫らしき虫を触って

「丸まったからダンゴ虫だ!」と得意気に見せてくれました。

それからというもの、

ダンゴ虫orワラジ虫

見つけるたびに捕まえる息子

いつのまにか見ただけで

「これ、ワラジ虫だね!」と分かるようになりました。

絵本で見る”かわいいダンゴ虫”と比べて

実物はグロテスク。

ダンゴ虫の足を見て「キモ!」と

投げ捨てた時もありました(笑)

点数に一喜一憂しない

小学校に入学してからは、テストの点数がよくてもあまり褒めすぎないほうがいいです。

出典:佐藤亮子著書「我が家はこうして読解力をつけました」(出版:くもん出版)

いい点数の時に褒めすぎると

悪い点数をとったときにとる態度に困る。

子どもは悪い点だと怒られると思って

落ち込むし、テストを隠すかもしれない。

佐藤ママは

点数がいいときは「よかったね」、

悪いときは「苦手なところがわかってよかったね」

と一喜一憂しないでいつも変わらないテンションで

お子さんに寄り添って欲しいと言っています。

~我が家のエピソード~

娘がテストで44点をとってきたことがありました。

内心、低い点数にビックリしたのですが

ひと呼吸おいて

「このテスト復習した方がいいね」と

娘に声をかけ

テスト用紙をコピーして問題を作り

一緒に取り組みました。

佐藤ママの本を読んでいなかったら

「なにこの点数!!いつもテキトーに勉強してるからでしょ!?」

と罵声を浴びせていたかもしれません。

「テストの点数が悪くても怒らないお母さんでよかった♪」

と娘に言われたこともあります(笑)

紹介した書籍の情報

書籍名 我が家はこうして読解力をつけました(2021年3月22日1刷発行)

著 者 佐藤亮子

発行所 くもん出版

頁 数 272ページ

目 次(一部抜粋)↓

  • 第1章 読解力はいきなり身につかない。幼い頃から読解力を育てる
  • 第2章 読解力を育てるには、6歳までの幼児教育が大切
  • 第3章 読解力 我が家の実践 6歳まで①絵本と童謡
  • 第4章 読解力 我が家の実践 6歳まで②公文式学習ほか
  • 第5章 読解力 我が家の実践 小学生
  • 第6章 今後、ますます大事になる読解力

子どもに愛を尽くした教育ママ

子どもを4人とも東大理Ⅲに合格させたスーパー教育ママ。

発言がとても自信満々でちょっとこわい印象をもつ方もいると思います。

その本質は、ただただ子どもの笑顔だけをもとめて

子どものために愛を尽くした、

私たちと同じ一人のお母さんです。

「将来いい大学に入れたい」という下心はもたずに

「学校に行った時に悲しい思いをしないよう」

「楽しく学校に行って欲しい」という想いで

子どもたちが勉強嫌いにならないための

愛と努力が詰まった一冊です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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