”公文がつらい”を無くす5つの方法

習い事

我が家の子どもは公文をやらせています。

始めた当初は楽しくやっていました。

宿題のプリントを毎日やっていくうちに

だんだんつらくなってきて

「公文やりたくない!」と泣くは、わめくは、暴れるは、

プリントに鉛筆でグチャグチャと書き、

プリントをビリビリにやぶくはで大変でした(^^;)

子どもが涙でちゃぐちゃな顔をしていても

私は「やると決めたらやる!出された宿題は全部やる!!」という呪縛にしばられ

わめく子どもより、もっと大きな声を出して、

「早くやりなさい!!」「やらないとおやつはないよ!!」と

悪魔の言葉をかけていました。

当時のことを思い出すたびに

子どもに申し訳ないことをしたと反省の念でいっぱいになります。

そんな悪魔だった私がたった5つのことを意識しただけで

子どもが暴れて泣き叫ぶことなく

毎日出された宿題を終わらせることができるようになりました!!

大人が囚われている意識を少し変えるだけで

子どもも大人も楽になれるので、

最後まで読んで、実践していただきたいです!!

”公文がつらい”と感じている親御さんの一助になれたら嬉しいです。

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宿題は「全部やらなくていい!!」

子どもの頃、学校から出された宿題って全部やっていましたか?

私は、やっていませんでした(^^;)

社会人になってから、要求されたものを提出するのが当たり前ということを学びました。

悪魔だった当時を振り返ると

「当たり前に提出する社会人の感覚」を子どもに押し付けていたなぁと思います。

子どもの宿題ではなく、

公文の先生から私に出された宿題

宿題が全部できなかったら、私に落ち度があるような感じ

公文の先生も、佐藤ママも、その他大勢の教育評論家も

「子どもが楽しいと思うことが大切」と言っています。

だから、楽しい気持ちで終わることができる枚数だけやって

あとは教室に持って行けばいいんです!

宿題をやったことによる評価を受けるのは親じゃない

宿題をやってもやらなくても、その評価を受けるのは子ども

「出された宿題を全部やらなければいけない」という呪縛から解放されてください。

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やる気が無いときはやらない

「公文やるよー」と声をかけるタイミングって子どもがやる気のあるタイミングですか?

以前の私は

「食事の洗い物も終わったし、ひと段落ついたから、公文やらせるか」

「公文やるよー!」

もちろん子どもは「やだー!!!」ですよね(^^;)

「公文やるよ」と声をかけたとき、

子どもは何をしてますか?

ゲームをしていたり、YouTubeを見ていたり、

おもちゃで遊んでいたり、本を読んでいたり、

ボーっと何もしていなかったり。(ボーっとするのも楽しい時間です。)

他にやりたいことをやっているから、勉強をするのは「やだ!」なんですね。

佐藤ママが「合間にプリントを挟む」という話をしていたので、

私がひと段落ついたタイミングではなく、

子どもがひと段落ついた合間に「公文やろうか」と声をかけるようにしました。

  • 幼稚園、学校に行く前
  • 学校から帰ってすぐ
  • ご飯を食べ終わったあと
  • お風呂に入る前後  など

遊び始める前に声をかけました。

息子の場合、事前告知をすると気持ちを切り替えてくれるので、

学校に行く前にプリントをやらせたいときは

前日の夜寝るときに、

「明日の朝、ごはん食べたらプリント3枚やろうね」と声をかけたり

お風呂のあとにやるときは

お風呂からもうすぐ出るくらいの時に

「お風呂出て、着替えたら公文やるよ」と声をかけ、

テーブルに、プリントと鉛筆と消しゴムを準備して

息子が座ったらすぐ始められる状態にしておきました。

学校から帰って疲れてできないときもあります。

そのときは、疲れてやる気が出ないので、無理はさせず、

違うタイミングを見つけたり、宿題をやらずに持って行くこともあります。

子どものやる気がでるタイミングだと

グズって嫌がることが減って

お互いにストレスなくできるようになりました。

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子どもがつらくない枚数

『読書感想文を原稿用紙20枚、今、この瞬間に書き上げてください!』と言われたら・・・。

私は無理です(^^;)

でも、それと同じ難題をお子さんにやらせようとしてませんか?

国語5枚、算数5枚、合計10枚!裏と表で20枚!

「公文のプリント10枚(20枚分)!やってね!!」

勉強が得意な子でも「う゛っ」てなりますよね。

「裏と表合わせて20枚はつらいんじゃないか」ということを佐藤ママが言っていて

「確かに!?息子はつらいのかも!」と思いました。

私は息子のやる気があるタイミングごとに

「何枚できそう?」と相談することにしました。

息子は「1枚ならできそう」と1枚手に取りプリントを始めてくれました。

自分が「できそう」と思ってとったプリントなので

ぐずることなく、しかも早く終わります。

まだたくさん宿題があるのでもっとやって欲しくて物足りないのですが

そこはグッと我慢!

1枚を終わらせたことを大いに褒めて

潔く切り上げます。

そして、また次の息子のタイミングで声をかけ

息子がやると言った枚数だけやる。

ということを繰り返しました。

息子の様子を見ながら「もう一枚できそうじゃない?」と声をかけて

息子が「うん!できそう!」と言ってくれたときは

内心(ラッキー!)とすかさずもう一枚プリントをやってもらう。

そういったことを繰り返すうちに、こなせる枚数が増えていきました。

こちらが欲をだすと、途端にやる気が無くなってしまうのでご注意ください。

息子のやる気に合わせて、様子を見ながら枚数を調整する。

公文を始めた当初、国語5枚、算数5枚の宿題を2枚しかできずに教室へ行く日が何日もありました。

息子も慣れてくると、できる枚数も増えていき、

国語5枚、算数3~5枚を一日かけて終わらせることができるようになり、

現在は、1回の公文タイムに国語3枚、算数3~5枚を終わらせて

他の時間に、学校の宿題をやったりしています。

宿題をする流れができてくると私が声をかけなくても自分から宿題を始めるようになりました。

たくさんプリントをこなしていけばどんどん進度を進めることができますが、

枚数が多くてつらい状態のまま続けるのは、子どもがかわいそうです。

子どもの笑顔が消えないように、

子どもがつらい状態になっていないか、

これからも見極めていきたいと思っています。

勇気をもって進度を戻す

当時小4だった娘が国語のD教材(小4程度)をしていたとき

「国語やめたい」と泣き出したことがありました。

よくよく聞いてみると「難しくて分からないからやりたくない」ということが判明

娘が泣いているその場で公文の先生に

「国語が難しいと感じているようです」とラインで連絡をしました。

教室で先生と相談をした娘はC教材(小3程度)まで進度を戻して

泣くことなく取り組むことができるようになりました。

3ヵ月後、国語のプリントを見るとD教材に戻っていて

以前やっていたところより進んでいたので

分からないところで立ち止まっているより

勇気をもって進度を戻す方が近道であることを実感したできごとでした。

「公文やりたくない」「宿題やだ」という言葉の表面だけみると

なまけ心で言っているだけに聞こえますが、

やりたくない本当の理由を深堀すると

子どもの本心に気づくことができそうですね。

先生に相談

  • 宿題は全部やらなくていい
  • やる気が無いときはやらない
  • 勇気をもって進度を戻す
  • 子どもがつらくない枚数

私が公文をやらせることがつらくない状況にいるのは

つらかった時に、公文の先生に相談できたからだと思います。

そして、その相談を受け入れて、子どもを優先に考えてくれた先生のおかげです。

先生によっては

『出された枚数を必ずやってください。他の子はやっています。』

『私の方針に従ってください。』と自信のある先生もいらっしゃると思います。

その先生が合っていて、ついていけるお子さんならいいですが、

ついていけなかったときは、子どもがつらくてかわいそうです。

公文がつらくて悩んでいる時はぜひ、公文の先生に相談してください。

相談の結果、子どもに合っていれば続けられるし、

合っていなければ、教室をかえたり、公文じゃない道もあると思います。

すべては子どものためなので、

子どもに合った先生、教室に出会えると”公文がつらい”を無くすことができますよ。

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おまけの方法(習慣化)

”公文がつらい”を無くす5つの方法をお話ししましたが、

おまけの方法を一つお話しさせてください。

私がこの方法を取り入れてから、公文がつらく無くなるまで

2年5カ月かかりました!

公文をやめようかと悩んで、先生に相談し、

宿題を全部やらなくていいと分かっていながらも

心のどこかで『全部やらなくてはいけない』が消えずに子どもを泣かしてしまったり。

子どものタイミングでと思いながら、自分の都合で声かけをしていたり。

小学生になってリズムが変わりまた習慣の作り直し。

三歩進んで二歩下がる。

毎日、一歩一歩工夫しながら、

繰り返しの積み重ねが習慣化につながったと感じています。

乳歯が生え始めて歯磨きを覚えるまでに、

毎日、寝る前に歯を磨き続けたらそれがいつのまにか習慣化していくように

公文の宿題をすることが習慣化するまで、

気長に根気よく、付き合っていって欲しいと思います。

本当は、楽しく勉強をしてもらいたいですが、

うちの娘も息子も「勉強ーきらーい!」と言っています(^^;)

嫌いでも「勉強は自分を助けてくれるからやった方がいいよ」ということを伝えながら

これからも一緒に成長していきたいです。

”公文がつらい”と感じている親御さんの一助になれたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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