”なんのために公文をやらせているのか!?”学びの目的を考えよう

習い事

公文をやらせていると、

”なんのために公文をやらせているのか”忘れてしまうことがよくあります。

教育家で「見守る子育て研究所®」の所長を務める小川大介さんのYouTubeを見て

”なんのために公文をやらせているのか”立ち返るきっかけになったので

公文を続けるか迷っていたり、宿題をさせることに疲れてしまった親御さんの

”なんのために公文をやらせているのか”立ち返るきっかけになったら嬉しいです。

公文を嫌がるのは”うちの子だけじゃない”

我が家の娘と息子は公文をやっています。

二人が口をそろえて言う言葉

「公文やりたくない!」

「公文行きたくない!」

息子は教室の日になると「公文行きたくない」と言います。

公文嫌いににさせてしまった自分の子育てに自信を無くしていました。

息子(小1)の学校終りに公文の教室へ向かう際、

私が学校まで迎えに行って、

学校から公文の教室まで送り届けていました。

公文に通う息子の友達と遭遇し一緒に教室に向かうとき

3~4人の子どもたち全員、

「公文行きたくな~い!」と口々に私に訴えてきたのです!(笑)

私は「他のおうちも”公文やだぁ”て言ってるんだぁ」と

苦笑いしたのと同時に

「嫌だと言っているのは、うちだけじゃないんだ」とホッとしました。

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公文に通わせている理由を話す

毎日公文の宿題に向き合っていると、子どもたちは

「なぜこんなこと(公文の宿題)をしなければいけないのか!?」

ということを定期的に思い至るようで

怒ったり嘆いたりやりたくない感情をあらわにしてきます。

感情をあらわにしている姿を見て、

「またか・・・。」と私も一緒になってイライラしてしまうこともあるのですが、

冷静でいられるときはなるべく、

『どうして公文を始めたのか』ということを

子どもたちに話すようにしています。

公文を始めた理由は

『学校の勉強が分からなくてつらい思いをしないように』

このことを折に触れて伝え

「公文やってるから授業が分かるんだよ」と

子どもたちの怒りや嘆きを沈めるようにしています。

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小5の娘

小5の娘が「学校で分数が始まったんだけど、めっちゃ簡単!」と

自慢げに言ってきたことがありました。

「そっかぁ、公文で習ってたから簡単に思えたんじゃない?」と私。

「そうだね!」と娘。

そんな会話をした数か月後の教室帰り

娘

公文やだ!

なんでイヤなの?

娘

面倒くさい!!

学校の授業が分からなくてつらくないように通わせてるんだよ

娘

・・・。

前に、分数めっちゃ簡単って言ってたけど、公文のおかげじゃない?

娘

確かに!

以前の会話を思い出した様子の娘。

娘自身も、毎日公文と向き合っていると、自分で感じた変化や成長を忘れて

目の前の課題をこなすことにいっぱいいっぱいになっているんだなぁと

気づかされました。

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小1の息子

「急にお母さんが『いまから公文いくよ』と連れてったんだよなぁ。なんで急に公文行くって言ったの?」

と息子が年中の頃の記憶をいまだに話してきます。

私は「学校が始まった時、勉強が分からなくてつらくないように公文はじめたんだよ」というと

「ふ~ん」と納得したような返事。

少し時間を置いて公文の宿題を始めようとすると

息子
息子

公文なんかなければいいのにーー!!

嘆く息子を見て、根気よく伝え続けていく必要を感じました(^^;)

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宿題は「全部やらなくていい!!」

公文に通わせていると、

『宿題は全部やる』と親は思い込み

子どもが嫌がっていることはそっちのけで、プリントをやらせてしまう

かつての、私がそうでした。

出されたプリントは全部やる!という呪縛

「子どもが嫌がっていても関係ない、宿題なんだから全部やるのだ」と

公文を始めたばかりの息子(当時幼稚園年中)に無理やりやらせていました。

息子は嫌がり、私は怒りながら宿題をさせる。

そんなことを毎日やっていたら、

だんだん私の心が疲れ、

無理やりやらされている息子もかわいそうになり、

公文をやめようか・・・と悩みました。

思い切って公文の先生に相談しました。

子どもがプリントをやりたがりません、どうしたらいいですか?(T_T)

公文の先生
公文の先生

楽しい気持ちで取り組んでもらいたいので、嫌がったらやらなくていいです!

え、でも、一枚もやりたがらないんです。(T_T)

公文の先生
公文の先生

大丈夫です!宿題をやらずに教室の日に持ってきてください!

公文の先生
公文の先生

教室で一緒にやりますから大丈夫ですよ!

「宿題を全部やる」という呪縛から解放され

私の心が軽くなるのを感じました。

そのおかげで、今でも辞めずに公文を続けることができています。

試行錯誤の上、今では出された宿題を全部終わらすことができるようになりました。

宿題を全部やることが目的化しないように、

ときどき思い出すエピソードです。

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子どもにどう育って欲しいか思い出す

毎日子どもと向き合う生活。

子どもが帰宅後・・・学校の宿題をさせて、公文の宿題をさせて、明日の準備をさせて、ごはんをつくり、洗濯をして、掃除機をかけて、お風呂を掃除して、洗濯物をたたんで、ごはんを食べさせて、お行儀が悪いとしかり、食器を洗ってしまって、お風呂に入るよう促し、風邪をひくから頭を早く乾かせと怒り、ドタバタと走り回るなと怒り、夜に大きい声を出すなとしかり、寝かしつけをしてたら一緒に寝落ちして朝を迎える。

何のために公文をさせているのか・・・

子どもたちにどう育って欲しいのか・・・

とても幸せなはずなのに、その幸せを忘れてしまいます。

自己嫌悪に陥った時は、子育てに関する本やYouTubeを見て

子どもたちにどう育って欲しいのかということを繰り返し思いだすようにしています。

子どもたちが自立して私のもとから飛び立っていくまで

繰り返し、繰り返し、

”なんのために公文をやらせているのか”立ち返ることを続けていきたいと思います。

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