こんにちは、鬼嫁です。
母乳育児を卒業するために「子供は3日で忘れる」という言葉を信じ頑張った結果、成功した話をしたいと思います。
私は一人目を妊娠した時、ネットやテレビを見たり、育児書や雑誌を読みあさりました。
- 母親のおっぱいをあげて育てる”母乳育児”
- 市販の粉ミルクを使って育てる”人工乳育児”
- 母乳とミルクを両方あげる”混合育児”
があることを知りました。
母乳育児は免疫力が高まり病気になりにくい子が育つとか母子のメンタル面にいいとか、私は乳腺症だったこともあり、母乳育児によってそれが改善されると言われていました。
また、私が通院していた産婦人科では母乳育児を強く勧めていたこともあって、私も完全母乳育児をしようと決めていました。
ただ、完全母乳は私には少し負担があったため、母乳:9割、ミルク:1割の混合育児に転換することにしました。その話は機会がありましたらまたお話ししたいと思います。
周りの断乳経験者に聞いた話
娘が生後10か月くらいの時、1歳になったら断乳(母乳を欲しがってもあげない)しようと考えていました。
どのように断乳したか、断乳経験者に話を聞きました。
おっぱいの周りにマジックで鬼やおばけ、動物(くま、うさぎ、パンダ‥)などの顔がある絵を書いて子供に不快感を与えるという作戦。
その絵は1日中ずっと書いたままにしてお風呂でも消えないよう油性で書いたそうです。
最初は「え!何これ!なんか気持ち悪い」となり、それが数日続くと「もういいや」となったそうです。
経験者いわく、「子供は3日で忘れる」から断乳すると決めたらそこから3日間、おっぱいを欲しがったときはパパに抱っこしてもらってママと距離を置く、ということです。
経験者は3日間パパが頑張ったおかげで成功したそうです。(パパえらい!!)
この作戦はパパの協力と覚悟、理解と頑張りが必須となるので、よく話し合う必要があります。
おっぱいを欲しがったとき、乳頭に子供が嫌いな味を刷り込む。(斬新!)
納豆、梅肉、レモン・・・などその子が嫌いな味をつけて、「おっぱいまずい!」と不快感を与えるという作戦。
その方は数回繰り返した結果「おえっ、いらない」ってなったそうです。
以上、の話を聞いて私は、胸に絵を書いたり食べ物を塗り込むのはちょっと嫌だなぁと思ったので、経験談2の「おっぱいを欲しがったときはパパが抱っこ」でチャレンジすることにしました。
私は夫に経験談2の話とともに「娘の断乳をするとき3日間、夫に頑張ってもらうから!よろしくね!!」と伝えると「わかった!!」と力強く返事をしてくれました。
断乳の予告
ちょうどそのころNHKの「すくすく子育て」で断乳の話をしていて、私は食い入るようにみていました。
そこで専門家の人が「断乳する日が決まったら”この日がきたらおっぱいやめようね”と言葉がわからなくてもカレンダーを見せて伝えると子供もなんとなくわかってくれる」という話をしていました。
私は「おお!それはやってみる価値あるなぁ」と思い早速、娘にカレンダーを見せながら話しました。
私は「娘ちゃん、娘ちゃんの1歳の誕生日(カレンダーを指さしながら)〇月〇日になったらおっぱいやめようね」と言いました。
娘は理解しているようなしていないような・・・とりあえず「うん」とうなずきました。
急におっぱいを飲まなくなった娘
「1歳になったらおっぱいをやめよう」と伝えてから1か月、急にその時がやってきました。
いつものように寝かしつけのおっぱいを上げようとしたとき、娘がおっぱいから顔を背けて泣き出したのです。
私は「え!?どうして飲まないの?」と、とてもビックリしました。
そして、何度か胸を顔に近づけますが一向に飲む気配がありません。
「これは、もしかして・・・おっぱいがいらなくなったのかも!?」と思い大泣きする娘に付き合うことにしました。
普段はおっぱいを飲みながら眠ってそのまま布団におろすというルーティーンなので、
「眠たいのに眠れない、おっぱい飲んだら眠れるけどおっぱいはいらない。」
という、悪循環で大泣きして泣き止むことも、眠ることもできず苦しんでいました。
眠たいのにどうやって眠ったらいいか分からず苦しんでいる娘を
私は抱っこして歌いながら「トントン、ゆらゆら」して、なだめることしかできませんでした。
子供は3日で忘れる!
おっぱいをいらないと拒んだ初日、なんと3時間!!
私は抱っこをしながら歌を歌い、娘は泣き続けていました。
初日ということもあり抱っこ紐は準備しておらず、ひたすら素手で3時間抱っこ(;O;)
次の日は筋肉痛でした。
私は経験談2の方から聞いていた「子供は3日で忘れる」というのを思い出し、あと「2日頑張ったらこの戦いは終わる」と、2日目は抱っこ紐を準備して挑みました。
昼間はお友達と遊んでたくさん疲れていたおかげもあってか、大泣きしながら1時間半くらいで寝てくれました。
あやすとき抱っこ紐だとすぐ寝てくれるのですが、布団におろすときの振動でどうしても起きてしまいます。
結局素手で抱っこして1時間あやすことになってしまいました(ToT)
腕が痛いです。
今日頑張れば忘れてくれるはず!!
そう思い、最初は抱っこ紐で挑戦しましたが、布団におろすとき起きてしまいます。
素手で抱っこしたり、泣いている娘を布団において添い寝しながらトントンしてみたり色々試しましたが結局、素手抱っこで2時間半!格闘し寝かすことに成功しました。
腕にシップを貼りました(;_;)
さぁ、今日はもう忘れているはず!すぐに寝てくれるはず!!
そう思いながら夜に挑みました。抱っこ紐を準備して。
なんと、ぐずらず寝てくれました!!!!!
本当に3日でおっぱいのことを忘れました!
すごっ!!
生後11ヵ月、この日を境に娘は抱っこせずとも添い寝してトントンするだけで眠ってくれるようになりました。
断乳じゃなくて卒乳
後日「断乳大変だったよ~」とママ友に話をしたら、「それ、卒乳だよ!」と言われました。
断乳は私の意思で母乳をやめること、卒乳は子供の意思で母乳をやめること。
「確かにっ!!娘からいらないってなった!!!」
「卒乳だったんだ!」と私が気づかないうちに成長しているのかなとホンワカした気持ちになりました。
息子も3日で卒乳しました
息子も娘のように、1歳が近くなったらカレンダーを見ながら話をして、3日間頑張って卒乳するぞ!と思っていました。
ところが、息子の場合離乳食が始まって2ヵ月が過ぎたころ、
昼食時スプーンとフォークを両手に持って「ごはん!ごはん!」といった感じでテーブルにガンガンやっていたので「ごはんが好きなんだなぁ」と思った日。
生後8ヵ月、おっぱいをあげようと近づけると「いらない!」と顔を背け泣き出しました!!
「え!?早くない?まだ何も話してないし!!そんなにご飯がおいしかったの?」
と、私はもっと母乳をあげたかったのに卒乳が始まってしまって本当にがっかりしました。
でも、息子がそれを望むのですから「そうするしかない」と3日間頑張りました。
娘と同じように4日目には布団ですやすや眠ってくれました(^^)v
娘の経験から完全母乳にこだわっていなかったので、8ヵ月で卒乳してしまった息子には離乳食だけでは栄養が足りないと思い、母乳の代わりに粉ミルクをストローであげるようにしました。
最後に
卒乳するための3日間は二人とも大変でしたが、その3日間以外は何も苦労することなくあっけなく母乳育児が終わってしまいました。
娘に母乳をあげなくなってから夫が「俺に3日間頑張ってもらうからって言ってたよね?」と
自分の出番がないことにがっかりしていました(^^;)
※あくまでも私や経験者の成功例なので、すべての方に当てはまるとは限りません。
※「子供は3日で忘れる」に医学的専門的根拠はありません。
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