「妻のトリセツ」や「息子のトリセツ」を出版している
黒川伊保子さんの息子さんへの接し方をテレビで聞いて、
とても驚き、私もやってみよう!!と、実践してみた話です。
その話とは、黒川さんが手をぶつけて「イタッ!!」と、大きな声を出して痛がっていたら、旦那さんに「大袈裟だなぁ」と冷たくあしらわれたという。
その態度に黒川さんは、ご自分の息子さんならもっと違う反応をしてくれるわよ!!と、息子さんの前で「イタッ!!いた~い(涙)」と、して見せると、息子さんは近づいて「お母さん大丈夫?」「ケガしてない?」「こっち来て座って」と黒川さんを気遣ってくれたのだと。
それを見た旦那さんは息子さんに「大袈裟だろ」と言うと、息子さんは「お母さんはぶつけたところが痛いんじゃなくて、心が痛いんだよね」と言ったのだそう。
私は「小学生がそんなこと言うのか!?」と、とてもビックリしました。
黒川さんは日ごろから息子さんが転んだり、ぶつけたりしたとき「大丈夫?」「痛くない?」「ケガしてない?」「ぶつけたところが痛いんじゃなくて、心が痛いんだよね」と接していたのだと。
私は(夫も)日ごろ、転んだりぶつけたりした娘、息子に対して、「大丈夫、大丈夫」と遠くからあしらったり、「どんくさい」と言い放ったり、「お片付けしてないからでしょ!」と冷たくあしらっていたので、この話を聞いて私は心を入れ替え、ひとまず一緒にいる時間が長い息子を中心に実行してみました。
息子が優しくなった!!
3歳頃の息子はよく転んでいたので、転ぶたびに立ち上がるのを見届けてから、「大丈夫?自分で立って偉かったね。どこか痛いところない?シール(バンドエイドのこと)はる?」と声をかけて、抱きしめてあげました。
黒川さんのやり方を真似するようになってから1年近くたって、息子が4歳になりたてくらいの頃、私が棚に手をぶつけて「イタっ!」となった瞬間。
その時、娘は、、、
娘「何?」
私「手をぶつけた」
娘「大丈夫?」
私「うん」
娘「そっか」と言ってから、自分の遊びの続きをはじめました。
夫は、、、
夫「大丈夫?」と声をかけてから、チラ見して自分の作業に戻りました。
そして息子の反応は、、、
遊びを中断し私のところまできて「大丈夫?けがした?どこぶつけたの?」
と私がぶつけたところを探して
「見せて!痛い?」と心配そうに気遣ってくれました!!!!
何ということでしょう!!
こんなにも違いが出るとは!!驚きでいっぱいでした!!
親の対応、接し方ひとつでこんなにも子供の反応が変わるんだと身をもって実感しました。
この経験から私は娘にもなるべく「大丈夫?傷見せて」「痛かったね。バンドエイド貼る?」と大したことないことでも大袈裟に丁寧に接することを心がけています。
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