東大理Ⅲにお子さんを4人とも合格させたスーパーママこと佐藤亮子さんは
お子さんが1歳の頃から公文(くもん)に通わせていたそうです。
お子さんが楽しく公文のプリントに取り組めるよう試行錯誤した
佐藤ママ流!!公文(くもん)プリントのすすめ方<工夫>
幼児期~小学校低学年までの対応をまとめていきたいと思います。
本記事では「公文のプリントをやらせるときの工夫」についてまとめていきたいと思います。
※本記事は佐藤亮子さん著書「我が家はこうして読解力をつけました(くもん出版)」とYouTubeを参考に引用、記述しております。
教材を楽しくやるための工夫
プリントを壁に吊るす
その日にやるプリントを壁に吊るして、目に見えるようにした。
4人兄弟の佐藤家では、プリントをやっていないと「自分だけたくさん残ってる。やらなくちゃ」と感じて佐藤ママが言わなくても自分でプリントをやっていたそうです。
兄弟が多い場合には効果がありそう!
筆記用具を変える
1歳児の時は、手のサイズに合うよう、6B鉛筆をのこぎりで半分の長さに切って子供の手の中に納まるサイズに調整
子どもが「疲れてきたな」「飽きてきたな」と感じた時は先生と相談して、色鉛筆やクレヨン、ボールペン・・・漢字を書くときは筆ペンを使わせて書かせた。
子どもって、大人が使っている物を使いたがりますよね。
ご褒美にお菓子
幼少期だけですが、目標のプリント数と同じ数のマーブルチョコを並べて、プリントが1枚い終わるごとにマーブルチョコを1つ口に入れてあげた。
プリントにシールを貼る
プリントにシールを貼って、プリントを楽しい感じにしてあげた。
我が家では、プリントが終わったら好きなシールを子どもに貼らせていました。
休むときには迷うことなく休んで無理をしない
誰か一人でも体調が悪い時は無理をせず、全員で休む
子どもの体調が悪い時は、お母さんもお世話で大変!勉強より体が大事!
教材内容一覧をチェック
公文のホームページの教材内容一覧をチェックして、
「自分の子供が今どこをやっているのか」「あと何枚で、ひらがな」「あと何枚で、カタカナ」などを把握
子供に「あとプリント〇枚やったら、カタカナだよ」と声をかけることで子供のモチベーションをあげる。
私は、完全に公文の先生任せでした(^^;)
やるプリントの枚数を固定しない
毎日必ずプリントをやらせるのではなく、旅行や帰省、運動会や学校行事、体調がよくない時などは
一切プリントをさせなかった。
1週間のスケジュールを見て、今週は子どもが疲れそうだから
「今週は1日1枚でいいよ」と伝え、
お子さんに余力があっても、それ以上させなかったそうです。
そうすると「もっとプリントやりたいな」と子どもが思って、次の週はたくさんこなすことができる
ということもあるんだとか・・・。
遊ぶときは遊ぶ!やるときはやる!緩急つけてその状況に応じてプリントをやる!
余力のある子供に追加でプリントをやらせない勇気に感服
公文の国語
「3歳までに絵本を1万冊、童謡を1万曲」で有名な佐藤ママ。
公文の国語は「くもんの推薦図書」からたくさん問題が出題されているので、
その絵本を読んであげると、問題が出た時にイメージが湧きやすい。
「くもんのすいせん図書」とプリントをセットで考えることが大切。
できるだけ実物や写真を見せて、文章を実際のものに近づけることが読解力につながる!
と佐藤ママ。
公文の算数
算数で足し算は最初の大きな山!
足し算をやっていて子どもの手が止まっている時は、お母さんが手伝ってあげるのもあり。
例えば、「3+4=」をやるとき
「3足す4は?」と聞いたり、
答えの「7」だけを言ったりするのではなく、
「3足す4は7」と問題から答えまで全部言ってください。
子どもは耳でも覚えるので十分効果があるそうです。
九九を歌で覚える感覚と一緒かな?
「1回で5枚」ではなく「1日に5枚」
「1回で5枚」まとめてやるのではなく、
「1日に5枚」をバラバラにしてやらせ、「トータル5枚」になるようにしてみてはどうかと言っています。
例えば、休日に
- 子供が起きてきたら「朝ごはん作っている間に1枚やっといて」
- 遊びに飽きてきた頃に「昼ご飯の準備するから待ってる間、1枚」
- 夕飯前に「あと少しでご飯だから、その間1枚」
- お風呂入る前に「お風呂前に2枚やっといて」
と言った感じ。
子どもは、5枚を一気にやると、何時間もかかってしまうけど、
1枚だったら数分で終わって、気づいたら5枚できてた!ってことに。
何かに夢中な時にやらせると逆効果!声かけのタイミングは大事です。
宿題をプレッシャーに感じない
私達親は、宿題を出されたら「出された分だけしっかりやらせなくては」と
プレッシャーを感じていると思います。
少なくとも、私はプレッシャーに感じています(^^;)
ですが、プリントをやるのは子どもで、続けるのも子ども。
教室に宿題を持って行くときは「子どもがやりたがらなかったので、1枚だけやりました。」と
堂々と先生に伝えればいいと佐藤ママも言っています!
子どもが「笑顔で楽しく」できるように
私達親は工夫していかないといけないと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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