現在小学校1年生の息子。
小学校に入って初めての夏休み。
長い休みは嬉しいけど、宿題がたくさんあると知り勉強三昧になるのではと怯えていました。
宿題の計画を一緒に立て、なるべく規則正しい生活を意識しながら過ごしていると
朝、目覚めた息子が自分から公文と学校の宿題をやり、
昼食後、残りの公文と、学校の宿題をやり、
入浴後、学校から出された計算カードをやる。
このルーティーンを毎日繰り返し、
学校の宿題は夏休みが終わる1週間前にはほぼ終わり、
公文はその後も、朝と昼にこなす習慣がつき
始業式まじかに慌てることもなく、平和に終わっていきました。
平和な夏休みを過ごすことができた要因をお伝えしたいと思います。
「夏休みは気が重い」と感じられる親御さんの一助になれたら嬉しいです。
宿題の計画を考える
学校の宿題と公文の宿題を両立するために「夏休みの宿題計画」をたてました。
事前にカレンダーを準備し
終業式に持って帰ってきた宿題を全部回収
どんな宿題があるのか確認しました。
出された夏休みの宿題は
プリント30枚(国10枚、算20枚)、夏ドリル24ページ、足し引き計算カード各30回練習、鍵盤ハーモニカの提出2回、絵日記、朝顔の水やりと咲いた花の数だけ色塗り、自由研究
ホチキス止めされていたプリント30枚は全てばらし、1枚ずつ1~30の番号を記入します。
決まっている予定とすり合わせながら
夏休みの宿題と公文の宿題を42日間に当てはめていきました。
宿題カレンダー記入方法
カレンダーはパワーポイントで作りました。
色々なサイトで宿題カレンダーが印刷できるのでそちらを使ってもいいと思います。
宿題カレンダーの項目は
出された宿題にあわせて項目をつくるといいと思います。
記入内容は
宿題を持って帰ってきたその数時間後に、全部書き出しました。
旅行など予定があるときは「宿題をしない」など調整しながら
夏休みの1週間前には宿題が終わるように計画をたてました。
計画が完成したら息子に相談
計画が完成したら息子に宿題カレンダーを見せながら
「毎日少しずつやっていこうね」と伝えました。
絵日記の宿題は1枚だけだったので、書く内容を初日にどうするか相談しました。
息子は田舎に帰省したことを書くと言ったので
「田舎から帰って、いつ書く?」と確認をして
息子が「この日に書く」と言った日と含めて2日間設定しました。
自由研究はこちらの都合で
小5の娘と同じ書写にしようと決めていたので
娘が書写をやる同じ日に設定しました。
息子はYouTubeで「夏休みの宿題を溜めこむと大変なことになる!」
という動画を夏休み前に散々見ていたおかげもあって
頑張って宿題をやる決意をしてくれました。
その証拠に、
計画を見せ終わった後、
「少しでも宿題終わらせたい!」といって
寝る直前でしたが宿題やると言ってドリルの三分の一くらいやってしまいました。
(1年生のドリルなのでとても簡単です)
宿題貯金がたまると後半に焦らなくて済むので、私は嬉しい限りでした(^^)
宿題は朝昼晩に分散して取り組む
息子は一度にたくさん宿題をこなすのが苦手なタイプ
私の気持ちとしては午前中に今日の分の宿題を終わらせてもらいたいのですが
一度に全部やらせると
だんだんイライラし始め「もうやらない!!」と怒って泣き出します。
一度にたくさん宿題をこなすのが苦手だと気づいたのは
公文に通っていたおかげ
枚数を減らすとスラスラ宿題をこなしていったので
夏休みの宿題も息子には辛くない程度の量を分散して出すことにしました。
宿題をやるタイミングは
【朝食後、昼食後、入浴前後】
前日の夜に、次の日にやる宿題を準備しておき
朝起きてきた息子に
「宿題はどういうふうに分けてやる?」と相談します。
夏休み始まってすぐは、
私が「これは、朝やって、これはお昼のあとやって、これはお風呂のあとにやったらどうかな?」
と息子に提案をし、3回に分けた宿題の量を見て、
「これは夜にやる」と言ってきたりして、
息子の気持ちを尊重しながら宿題をこなしていきました。
予定通りにいかない時は随時計画を変更する
体調不良で宿題ができない
夏休み入って早々、息子は手足口病になってしまいました。
39.7度の高熱がでて、食事もままならない状態。
高熱は1日で治まったのですが、37度台の熱が3日ほど続きました。
夏休み1週間前に宿題が終わるように計画していたのと
宿題を先にやっていた宿題貯金があったので、
私はさほど焦らず、ゆっくりさせてあげようと思っていました。
「宿題をためると夏休みの最後大変なことになる」というYouTubeを見ていたせいか
体はだくる起きて書くことができないのに
「宿題やる」と言い出しました。
無理しなくていいと伝えても「やる!」と言うので
算数の問題を私が読み上げ、息子が言った答えを私がプリントに書く
ということをしました。
息子の真面目さを感じた一面でした。
余裕をもって計画をたてていましたが、
いくつかはずれ込んでいたので、そこは息子と相談しながら、
「できなかった宿題はここでやろうか。」などと
息子と相談しながら計画を立て直しました。
体調不良以外にも、急遽出かける予定になった時も
「明日出かけることになったんだけど、この宿題いつやろうか?」など
選択肢を与えて息子に決めてもらうようにしました。
自由研究の内容を急遽変更
自由研究は何をやるか、毎回悩まされます。
私には現在小5の娘がおり、娘と編み出したのが
「毎年書写を出す!」です。
「書写は汚したら大変だからやらない」という親御さんは多いと思います。
絵や実験や研究など、生み出す力が弱い私にとって
テーマが決まっていて習い事としてやったことのある書写であれば
子どもに指導することができると思ったのです。
息子にとって初めての書写
鉛筆しか握ったことのない息子にとって
筆をもって肘を浮かせて字を書くことがとても難しいようす。
半紙の三分の一くらいのところに「うた」とヒョロヒョロの字で書いて
三分の二は空白
三枚くらい書かせましたが、三枚とも三分の二が空白・・・
小筆で小さく名前を書くなんてもってのほか・・・
「書写はやめよう!!!」と即断しました。
その夜から「自由研究はどうしよう~」とネット検索
何日か検索した結果、「パタパタキューブ」を工作することにしました。
ここでもやはり息子に相談
「これなんか面白そうじゃない?」とパタパタキューブの画像を見せて
息子に「これ作りたい」と言わせました。
材料は工作用紙と色紙とノリとはさみなど。
工作用紙だけ買ってきてチャチャッと完成のつもりだったのですが・・・
息子が実は工作が苦手であることを知り、
少しずつしか作業が進まず
1週間くらいかかって完成しました。
もっと簡単にチャチャッとできると思っていたので
完成した時は私が一番うれしかったです。
息子のルーティーンが始まる!!
夏休み中は前夜に明日やる分の宿題をテーブルに置いておき、
息子が起きてきたら、朝食を食べながら
「今日は、これと、これと、これね」と宿題を見せて「どれをいつやる?」と聞くと
「朝はコレ昼はコレ夜はコレ」と息子が決めていました。
私が声をかけて、隣に座りながら宿題をやるのがルーティーン化してきて、
8月に入ったある日、私より先に起きた息子が
私(狸寝入りして様子をうかがっていた)を起こすことなく
パンをお皿にのせ、コップに水をつぎ、1人で朝食を食べ始めていました。
私は「私を起こさず1人で朝食を準備するなんてすごい!」と
狸寝入りしながら更に様子をうかがっていると
歯を磨き終わった息子は、前夜に準備してあった宿題をガサガサと取り出し
宿題を始めたのでした!!!
私は「うそでしょ!?自分で朝食だけじゃなく宿題も1人で始めるなんて!!」
宿題が終わったころ合いに私は起きて息子に近づくと
息子は「宿題もうやったから!残りは昼と夜にやる!」とクールに言ってきました
私は「朝ごはんは?」と聞くと、
「もう食べた!歯も磨いたよ!ゲームやっていいよね?」と
文句の付け所がありませんでした。
ゲームやりたさに、宿題をこなすという力が働いているのですが、
何をするにも「お母さん、お母さん」だった息子の成長に感動をせざるを得ない状況でした。
その日以降、夏休み中は私が起きていようがいなかろうが、関係なく
朝食を食べて、歯を磨いて、宿題をやって、ゲームをする。
というルーティーンができあがり、
精神的にとても楽な夏休みを過ごすことができました。
まとめ
息子の場合、
「事前に告知し、適正な量の宿題を、息子自身がどのタイミングでやるか決める」
ということを、私が少し手助けしながら息子の意思を尊重することで
色んな事がうまくいくようになりました。
息子は我が家のなかでは規則正しい生活を送っているので、
このルーティン化が成功しましたが、
娘は規則正しいとは正反対の性格。
娘の夏休みの過ごし方についてもまたお話しできたらと思います。
夏休みの宿題で頭を悩ませている親御さんの一助になれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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