【佐藤ママ流!東大理Ⅲ合格】記述問題が苦手

こくご

東大理Ⅲにお子さんを4人とも合格させたスーパーママこと佐藤亮子さんが

「国語の記述問題の鍛え方」を伝授してくれています。

「佐藤ママ流!親子でできる記述問題の鍛え方」をまとめていきたいと思います。

※本記事は佐藤亮子さん著書「我が家はこうして読解力をつけました(くもん出版)」「三男一女東大理Ⅲ合格!中学 高校 大学 志望校に一発合格する過去問攻略法(光文社)」とYouTubeを参考に引用、記述しております。

記述は満点でなくていい

テキストの模範解答をみると模範も模範!!

偉い先生が考えた答えですから、子どもに全く同じ解答を書くことはできません。

もちろん、親だって難しい!

だから、記述で満点取ろうと思わない!

0点じゃなきゃいい!

それが、コツ!!

解答のポイントがズレていなければ、点数はもらえるので、それでよしとしましょう。

国語は、記述以外の問題を落とさないようにしていきましょう。

漢字や知識問題の点数を落とさないこと前提!

幼稚な解答なのは当たり前

小学校低学年の子に作文を書かせたり、記述問題をさせると

「なんという幼稚な解答」

薄っぺらな答えだと嘆く親御さんも多いと思います。

でもそれは、当然のことです。

まだ、生まれて何年しか生きていない、

知っている言葉も少なく、経験の少ない子どもだからです。

では、幼稚な解答をいかにして模範に近づけていけばいいのでしょうか。

低学年はインプット、高学年でアウトプット

低学年のうちは、子どもの体にたくさん言葉のシャワーをあびせましょう。

低学年のうちはドンドン文章を入れる時期

親が問題を読み、わかりにくそうなところは説明しながら読む。

お母さんが読んだ本の感想を話したりするのも効果がある

「この本は〇〇が主人公でこうでこうで・・・こんなことがあって面白いんだよ」と親が話したり

新聞を読んで「こんなことがあるんだよ。お母さんはこう思うんだよね」と話すのもいい。

そういった言葉のシャワーをあびせて、

少しずつ子どもの精神年齢を上げていくことが、

あとの記述力につながる!!

とにかく、子どもにたくさん言葉をインプットしていく。

言葉や文書をいれるのは努力が必要です。

暗記などとは違って、一朝一夕にはいきません。

少しずつ上がっていった精神年齢で物を考えさせて、

体の中に入れた言葉を出してそれを文章にする

低学年のうちにたくさん文章を体に入れた子なら、

高学年になったら必ず書けるようになる!!

文章力をつけたいからといって、

日記などを書かせることはしなくていい。

たくさん言葉のシャワーをあびせインプットができたら、

高学年でアウトプットができるようになります。

とにかく、よく喋る子どもにして欲しい。

いかに喋る子どもにするかが大事です。

誰かに話すためには、周りを観察し、伝えるための言葉も考えます。

これらのことが観察力、表現力、読解力、文章力の向上へとつながっていきます。

学校から帰ってきてあーだこーだとずっと喋っているということは

体に入った言葉を使ってしゃべっている証拠

喋ったことをそのまま文章にしたら記述や作文になりますよね。

とにかく、喋る子どもにするためには

お母さんが聞き上手になる必要があります。

お母さんが「うんうん」と聞いてくれたら子どもはどんどん(永遠と)喋りますよね(笑)

「忙しいからあとにして!!」と言いたい気持ちを抑えて、

子どもが話すことを家事をしながらでいいので聞いてあげましょう。

それが、記述問題に強くなる近道になるかもしれません。

おしゃべりするのが大好きな子どもは、文章を書くのが得意になります。しゃべるということは子どもの中にたくさんの言葉が入っているということですから、その言葉を文字にすれば記述力ということです。しゃべれる子どもは、文も読めるし書けるという事です。

出典:佐藤亮子著書「我が家はこうして読解力をつけました(出版:くもん出版)」

作文や記述問題は”インタビュー形式で質問”

お子さんが作文や記述問題を苦手にしているなら、

お母さんがインタビュー形式で上手に質問して解答を導いてあげましょう。

お母さんが前もって解答に目を通してから

「いつ、どこで、誰が、何をした」

といったような答えるべきポイントを一つずつ子どもに喋らせます。

すべて口にしたら「それをまとめて言ってみて」とまずは喋らせましょう。

まとめたことを喋ることができたら、

「じゃあ、今話してくれたことを文章にしてみてね」と言って書かせてください。

このインタビュー形式を繰り返しているうちに

自分で自分に問いかけることができ

次第に書けるようになっていきます。

記述問題は、基本的には字数の指定がありますから、

いきなり書かずに、

まずは、お子さんに書きたいことを喋らせましょう。

そのなかで

「絶対に書かなければならないこと」

「省いてもいいこと」

などの優先度を考えて、

字数内で書く練習をすることが大切です。

記述問題は実際に何度も手を動かして

決められた字数で

書きたいことをまとめる

日々の訓練が必要です。

詳しくは佐藤亮子さん著書

「我が家はこうして読解力をつけました(くもん出版)」

三男一女東大理Ⅲ合格!中学 高校 大学 志望校に一発合格する過去問攻略法(光文社)」

を読んでいただけると、よくわかります。

記述力はすぐにはつかない(鬼嫁の感想)

国語の問題を大人が見ると、だいたい解答できます。

それは、長く生きてたくさんの言葉が体に入っていて、経験値が子供より高いから。

その感覚で子どもに対峙すると、

「何でこんな幼稚な解答なの!?」と嘆きたくなりますが、

よく考えたら、まだ数年しか生きていない子どもに

私たちが求める解答を期待してもそれは無理ですよね。

日々の声掛けや、話し方、話す内容が、

子どもの言葉となり、経験値となって、少しずつ精神年齢が上がっていく。

その積み重ねが記述力につながっていくことが分かりました。

記述力は一朝一夕には身につかない、

親の地道な努力が小学校高学年になって発揮される

ことを期待して、

たくさん言葉のシャワーをあびせていきたいと思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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