子どもにお金の教育って、いつから始めればいいのでしょうか。
わが家では、娘が小学4年生の頃から少しずつ投資を意識した話をするようになりました。
といっても、難しい経済の話ではありません。
「お金を使うこと」「貯めること」そして、
「お金にも働いてもらうこと」についてです。
きっかけは、娘との寝る前の時間でした。
娘は昔から寝つきが悪く、布団に入ってからもなかなか眠りません。
その代わり、寝る前だけは不思議とよく話を聞いてくれます。
学校であったこと。友達のこと。好きな本のこと。
タルムードの話も布団に入ってからよく話していました。
そして、ある日夫が、娘にこんな話をしました。
「使う予定がなくて貯金箱に入れっぱなしのお金があるなら、そのお金にも働いてもらった方がいいんじゃない?」
「投資」と言うと難しく感じるかもしれませんが、
子どもでも分かるように話した、我が家のゆるーい金融教育をお話ししたいと思います。
子どもの金融教育に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
娘に伝えた「投資」の考え方

子どもに投資を説明するのは意外と難しいものです。
株式や投資信託なんて言葉を使っても理解できません。
そこで夫は、
「会社にお金を貸して、その会社が頑張ってお仕事をして、たくさん利益を出したら、お礼としてお金が増えて返ってくるんだよ」
と説明しました。
もちろん実際の投資とは少し違います。
でも、小学生に伝えるなら、まずはイメージが大切だと思ったのです。
そして同時に、
「でも会社がうまくいかなかったら、お金が減ることもあるよ」
というリスクについても伝えました。
投資は必ず増えるものではありません。
ここだけは最初からしっかり話しておきたかったのです。
すると娘の反応は予想以上でした。
「やってみたい!」
「お金増やしたい!」
完全に興味を持った様子でした。
小学生が最初に悩んだ「いくら投資するの?」

娘は真剣な顔で考え始めました。
「100円にしようかな?」
「1000円かな?」
そこで夫は聞きました。
「今いくら持ってるの?」
すると、
「たぶん1万円くらい」とのこと。
そこで簡単な計算をしてみました。
もし100円なら1年後に110円。
1000円なら1100円。
10000円なら11000円。
娘はしばらく考えたあと、
「どうせ使わないし1万円にする!」
と決断しました。
たしかに貯金箱の中で眠っているだけなら、お金は増えません。
それなら増える可能性のある場所に置いてみる。
娘なりに納得したようでした。
実際には投資せず「疑似投資」を体験させた

翌日。
娘は本当に貯金箱から1万円を持ってきました。
ただし、この時点では実際の投資はしていません。
夫は娘から預かった1万円を保管し、
1年後に11000円にして返す約束をしました。
なぜそんなことをしたのか。
それはまず、
「投資を体験すること」が目的だったからです。
さらに娘には本物らしく感じてもらうため、
Wordで簡単な株券を作りました。
そこに拇印を押してもらい、
親子で契約締結の儀式まで実施。
今思うと少し大げさですが、娘はとても真剣でした。
この方法は、投資家としても有名な厚切りジェイソンさんのお金の教育法を参考にしています。
1年後、お金が本当に増えた

そして1年後。
約束どおり11000円を娘に返しました。
娘は素直に喜びました。
ただ、どこか実感が薄そうでもありました。
無理もありません。
1年間ほったらかしだったお金が増えただけだからです。
そこで夫は聞きました。
「この11000円どうする?」
すると返事は早かったです。
「また投資する」
今度は、
11000円が12100円になること。
増えた1000円にもさらに利益がつくこと。
を説明しました。
これが複利の考え方です。
子どもでも理解できた「複利」の力

複利という言葉は難しく聞こえます。
でも本質はとてもシンプルです。
増えたお金にも利益がつく。
たったそれだけです。
娘は言葉として理解していたかは分かりません。
でも、
「お金が勝手に増える」
という仕組みには強く興味を持っていました。
結果として、この疑似投資は3年間続きました。
そして本当の投資へ

娘が成長するにつれ、夫は本当のことを伝えました。
実はこれまでの投資は疑似体験だったこと。
本当の投資は必ず増えるわけではないこと。
減ることもあること。
そのうえで、
長期間続けること
複数の商品に分散すること
世界中に投資することによってリスクを小さくできることも話しました。
娘は少し考えていましたが、
「それでもやってみたい」と言いました。
おそらく3年間の体験で、
投資はギャンブルではなく、
お金を育てるものだと、感じてくれたのかもしれません。
子どもに投資を教えて感じたこと

私は投資で一番大切なのは、
お金を増やすことではなく、
お金について考える習慣を作ることだと思っています。
お金はどこから生まれるのか。
どう使うのか。
どう増やすのか。
こうした考え方は学校ではほとんど教えてくれません。
だからこそ家庭で伝える価値があります。
来年はいよいよ本当の投資デビュー

現在、娘にはあるミッションを与えています。
「投資用のお金を自分で貯めること」です。
お手伝いをしたり、お小遣いを管理したりしながら準備を進めています。
来年はいよいよ、自分名義の口座で本当の投資を始める予定です。
親として少しドキドキしていますが、
これも大切な金融教育の一つだと思っています。
子どもの投資口座を作るならどこがいい?

実際に未成年口座を作るとなると、どこの証券会社にするか悩みます。
わが家もいろいろ調べましたが、
初心者でも使いやすく、
親の管理もしやすく、
投資信託のラインナップも豊富な楽天証券にするつもりです。
なぜなら、私と夫は既に楽天証券ユーザーだからです。
特に親が楽天証券を利用している場合は管理もしやすく、
将来的にNISA運用へ移行する際もスムーズです。
子どもに投資を学ばせたい。
将来のお金の力を身につけてほしい。
そう考えているなら、まずは親が証券口座について知ることから始めてみるのもおすすめです。
来年の子ども投資デビューに向けて準備を進めています。
娘が自分のお金でどんな経験をするのか、今から楽しみです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。










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