「欲しい!」が止まらない子どもに、どう向き合えばいいんだろう——。
そんな悩みを感じたことはありませんか?
我が家でも、かわいい雑貨や流行のおもちゃ、SNSで話題のアイテムなど、
「本当に使うの?」と思うものをたくさん欲しがってきました。
でも、頭ごなしに禁止するだけでは、お金の大切さはなかなか身につきません。
実は子どもは、
「欲しかったのに使わなかった」
「買ったけど後悔した」
そんな“小さな失敗”を繰り返しながら、少しずつお金の使い方を学んでいくのだと感じています。
この記事では、
- 娘が“無駄遣い”に自分で気づいた瞬間
- 息子が流行に振り回されそうになった話
- 我が家で実践している「物欲」との向き合い方
を、実体験を交えながらまとめました。
「金融教育って何をしたらいいの?」と悩んでいる方にも、きっとヒントになると思います。
買い物を覚えた子どもは、何でも欲しくなる

子どもは買い物の楽しさを知ると、欲しいものをどんどん買いたくなります。
我が家でも、
「それ何に使うの?」
と思うようなものをたくさん買ってきました(笑)。
娘が児童ホームのバザーで、
- お弁当用の保冷バッグ
- 和柄のミニトート
- B4サイズのトートバッグ
など、なぜかバッグばかり買ってきたこともあります。
本人なりには「使う」と思って買っているのですが、
実際にはほとんど使わず、タンスの肥やしになっていました。
でも私は、その経験も大切だと思っています。
なぜなら、
「欲しい」と「必要」
は違うということを、子ども自身が経験から学べるからです。
「必要なもの」と「欲しいもの」は違う

我が家では、年に2回、おもちゃ部屋の片づけをしていました。
きっかけは、
毎日おもちゃの片づけで怒っている自分が嫌になったからです。
そこで、
「おもちゃ部屋は子どもたちの管理」
と決めました。
おもちゃ部屋が散らかっていても、私は文句を言わない。
ただし、夏休みと冬休みに、
「いる・いらない」
を一緒に考える時間を作るようにしました。
「捨てる経験」が子どもの金銭感覚を育てる

最初の頃、娘も息子もほとんど物を捨てられませんでした。
結局、並べ直して終わることが多かったです。
でも何年も続けていくうちに、娘に変化が出てきました。
買い物を覚えたばかりの頃は、
- かわいい
- 友だちが持っている
- 欲しい
という理由で、何でも欲しがっていた娘。
でも、
「欲しくて買ったのに、結局使わなかった」
という経験を何度もしたことで、
少しずつ買い方が変わっていったのです。
娘が「無駄遣い」に気づいた瞬間
小学校6年生の終わり。
おもちゃ部屋を娘の部屋にするため、大掃除をしていたときのことです。
娘は、今まで絶対に手放そうとしなかった物を、自分から処分すると言いました。
私は驚いて、
「どうして急に捨てようと思ったの?」
と聞きました。
すると娘は、
「欲しいと思って買ったけど、結局全然使わなかったから」
と一言。
私はその言葉を聞いたとき、
「あぁ、ちゃんと経験から学んでいるんだな」
と感じました。
親が何度言っても伝わらなかったことが、
実際の経験を通して、娘の中で理解につながった瞬間でした。
息子の「物欲お化け」と企業戦略

一方で息子は、欲しいものが次々に出てくるタイプ。
広告やYouTubeの影響を受けやすく、
「あれ欲しい!」
「これ欲しい!」
が止まりません。
友だちが持っていれば、
「僕も欲しい!」
となります。
まさに、“物欲お化け”状態です(笑)。
「LABUBU(ラブブ)」が欲しいと言い出した
ある時、息子が
「LABUBU(ラブブ)が欲しい!」
と言い出しました。
POP MARTの人気キャラクターで、SNSを中心に話題になっていたものです。
LISAがSNSで紹介したことをきっかけに人気が広がったとも言われています。
当時はかなり人気で、なかなか手に入らず価格も高騰していました。
私は正直、
「完全に流行に乗せられてる…」
と感じました。
そこで、ただ「ダメ!」と言うのではなく、
「どうして流行っているのか」
を息子と一緒に考えることにしました。
子どもに「企業戦略」を教える
私は息子に、
「企業は、みんなに欲しいと思ってもらえるように宣伝しているんだよ」
「動画やSNSも、“欲しくなる仕組み”が作られているんだよ」
「本当に自分が欲しいものなのか、流されてるだけなのか考えてみよう」
と話しました。
すると横で聞いていた娘が、
「絶対すぐ飽きるよ~」
とストレートに参戦(笑)。
数日、数週間と経つうちに、息子の熱も少しずつ冷めていきました。
いつのまにかラブブの存在自体を忘れていたのです。
後日、
「前に欲しいって言ってたけど、今も欲しい?」
と聞くと、
「もらえるならうれしいけど、自分のお金を払ってまではいらない。」
とあっさり。
私は心の中で、
「本当に良かった…!」
と思いました。
子どもの「物欲」を抑えるために大切なこと

子どもの物欲を完全になくすことはできません。
大人だって、欲しいものはあります。
でも、
- 企業戦略に踊らされていないか
- 本当に必要なものか
- 一時的な感情ではないか
を考える力は育てていけると思っています。
我が家で意識しているのは、
① すぐに買わない
「欲しい!」となっても、すぐには買いません。
数日〜1週間ほど時間を置きます。
すると、意外と忘れてしまうことも多いんです。
逆に、時間が経っても欲しいなら、本当に必要な可能性があります。
② 「必要」と「欲しい」を分けて考える
- ないと困るもの
- あると嬉しいもの
は違います。
この違いを、小さい頃から少しずつ考えられるようになると、
無駄遣いが減っていくように感じます。
③ 子どもの失敗を全部止めない
無駄な買い物も、ある意味では勉強です。
「買わなきゃ良かった」
という経験は、子どもの中にしっかり残ります。
だから私は、危険でない限り、
「小さな失敗を経験すること」も大切にしています。
理性は少しずつ育っていく
子どもは、本能や欲求のままに動くことが多いです。
でも、経験を積み重ねることで、
- 本当に必要?
- 無駄遣いじゃない?
- 後悔しない?
と考えられるようになっていきます。
実際、昔は何でも欲しがっていた娘も、今ではかなり慎重に買い物をするようになりました。
これはきっと、
- 失敗した経験
- 捨てた経験
- 後悔した経験
が積み重なった結果なのだと思います。
私を片付けに目覚めさせた本の紹介

2025年の年末。
10年間ために貯め、押し入れに隠してきた書類の山を、
いい加減整理したいと一念発起しました。
家中のあちこちにある書類を一室に集め、「さぁ、片付けよう!!」と息巻いたのですが、
どう手を付けたらいいかわからず、書類はそのままに、
とりあえずYouTubeで片付け動画を見まくりました。
私を断捨離へと導いた動画と、書籍を紹介したいと思います。
月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活
「お金をたくさん使わなくても、心豊かに暮らせる」という考え方を教えてくれる
ミニマリズムの実践本です。
本書では、家賃・食費・買い物などの固定費を見直しながら、
自分にとって本当に必要なものを選ぶ暮らし方が紹介されています。
ただ節約するのではなく、「無駄を減らして、好きなことに時間やお金を使う」という価値観が特徴です。
また、物を減らすことで掃除や管理の負担が軽くなり、
気持ちにも余裕が生まれる様子が具体的に描かれています。
収入や物の多さではなく、“自分らしく満足して暮らす”ヒントを得たい人におすすめの一冊です。

人生がときめく片づけの魔法
「片づけ」を単なる掃除や整理整頓ではなく、
“人生を前向きに変える習慣”として提案したベストセラーです。
著者の 近藤麻理恵さん が提唱する「こんまりメソッド」をもとに、
「触れたときにときめく物だけを残す」という独自の考え方が紹介されています。
本書では、収納テクニックよりも“物との向き合い方”を重視しており、
カテゴリーごとに一気に片づける方法や、
物に感謝して手放す考え方などが丁寧に解説されています。
「暮らしを整えたい」「新しいスタートを切りたい」と感じている人におすすめの一冊です。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ –
物を減らすことで心や暮らしがどのように変わるのかを実体験をもとに語った、
ミニマリズム入門として人気の一冊です。
著者の 佐々木典士さん は、以前は物に囲まれた生活を送っていましたが、
持ち物を徹底的に減らしたことで、人間関係や時間の使い方、
価値観まで大きく変化したと語っています。
本書では、「なぜ人は物を増やしてしまうのか」という心理面にも触れながら、
物を減らす具体的な方法や考え方をわかりやすく紹介しています。
単なる片づけ術ではなく、
“自分にとって本当に大切なものを見つめ直す生き方”としてのミニマリズムが描かれています。
「物が多くて疲れる」「もっと身軽に暮らしたい」と感じている人におすすめの一冊です。
子どもの金融教育は「日常の中」にある

金融教育というと、難しく感じるかもしれません。
でも実際は、
- 駄菓子屋でのお買い物
- お友だちとのやり取り
- おもちゃの片づけ
- ゲームとの付き合い方
そんな日常の中に、たくさんの学びがあります。
お金の使い方は、その子の「生き方」にもつながっていくもの。
だからこそ私は、
「欲しいから買う」
だけではなく、
「本当に必要かな?」「あとで後悔しないかな?」
と考える力を、少しずつ育てていけたらと思っています。
失敗しながらでも、子どもたちが自分のお金を大切に使えるように。
これからも、日々の生活の中で一緒に学んでいきたいです。
これだけではない我が家の金融教育

今回は、
- 捨てることで気づいたこと
- 物欲との向き合い方
- 無駄遣いから学ぶ経験
実践している金融教育の一部をご紹介しました。
でも実は、まだまだ書ききれていないことがたくさんあります。
日々の生活の中には、子どもがお金について学べる場面が本当にたくさんあると感じています。
金融教育というと難しく聞こえますが、特別なことではなく、
毎日の小さな経験の積み重ねなのかもしれません。
これからも、我が家なりの「ゆるい金融教育」を少しずつ発信していきたいと思っています。
次回も、ぜひ読みに来ていただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。







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